日本語の入力
Posted on August 20th, 2009 in 特性 | 5 Comments »
XMind3.0は多国言語対応が特徴の一つです。バージョン3.1より、メニュー(インターフェース)は英語、ドイツ語、日本語、中国語(繁体)と中国語(簡体)などで表示できます。言うまでもなく、メニューの表示言語と違う言語の入力・表示は特に問題はありません。これもグローバル時代の共同作業を念頭に置かれたからです。
ところが、一部のMacOSとLinuxのユーザから、日本語を入力する時、以下のように最初の一文字だけは落ちるという報告がありました。>>ユーザブログ
これを改善するために、入力する前に、「F2」か「スペース」を押して、IME・ことえりなど入力システムの文字編集モードをONしておくと、最初のアルファベットの落ちることはなくなるでしょう。デフォールト状態の下で、文字編集モードは閉まっているので、最初のアルファベットは日本語として認識されていないからでしょうか。ちなみに、同じような不具合は、日本語だけではなく、中国語や韓国語の場合も起こるわけです。
<TIPS>メニュー言語を変更するには
XMindメニューの言語はご利用のOS環境にしたがって、自動的に選択されるのです。OSの言語と違う言語に変更するには、以下書いたように設定してください。
1.ローカルフォルダーに位置するxmind.iniファイルを開きます。
Windowsでは「C:\Program Files\XMind」で、
MacOSでは「Contents/Resources/XMind/Show Package Contents/Contents/MacOS」の中にあります。
2.冒頭に
-nl
en_US
との二行を足して、保存し、XMindを再起動する際は英語のメニューになります。
3.「en_US」は言語コントロールコードとすれば、他の四つの言語コントロールコードは
日本語 ja
ドイツ語 de
中国語(繁体) zh_CN
中国語(簡体) zh_TW
5 Responses
最初の一文字目が抜け落ちることもあるのですが、
”図” や “?” など、マルチバイト文字を一文字だけ入力した場合、
XMindのアプリケーションが強制終了してしまいます(Ver3.0.3)。
これを防ぐ方法として、
export MALLOC_CHECK_=0;
のような環境変数を入力することによりとりあえず回避できますが、
入力した文字は消えてしまいます。
アプリケーションの強制終了の件はEclipseのライブラリにも関係してるようなので、XMindで回収することは出来ないのかもしれません。
(詳細に調べたわけではないので、これが思い過ごしで、XMindで回収出来たら嬉しい)
メチャすげぇ~
>Kenさん
BUGご報告くださって、どうもありがとうございました。
それはXMindだけを使う場合出るBUGですか、それともEclipseの中で使う時出るのでしょうか。
XMind単体の場合です。
OSはUbuntu Linuxです。
XMind単体じゃなく、Eclipseのプラグインでも同じ現象だったと思います(記憶曖昧)。
この事象困っていたんです。いつもダブルクリックで、入力していましたが、スペースキーでいけるんですね。
ちょっと楽になりました。ありがとうございます。