『テルフェイスは』
①導入企業 / 顧客(カスタマー) 双方にネットがつながるPCがあること ②導入企業 / 顧客(カスタマー) 双方が電話で話せること ③導入企業が自社サイトを持っていること を導入条件とする
※パッケージ企画などは③の限りではない
◆新規コンタクトからの接続数には貢献しない ◆営業マンは、新規の見込み客には慣習的に “訪問” したい という理由から、ド新規の営業には適さない
(その後の資料請求率やアポ率には貢献するが、それはスタッフのスキルによるところが大きい)
(リモートで完結できる業種業態は稀で、営業スタイルの変革が必要であり、スキル依存度も高い)
以上の理由から、
既存顧客のサポート / 休眠顧客の掘り起し / インバウンド対応 を基軸とする
↓ 前提を踏まえた3つの候補業界
ヘルプデスク/カスタマーセンター請負会社
※カスタマーセンターはあくまでPC利用のサービスに限定
利用方法
インバウンド / サポートしたカスタマーに対し、瞬時に顏を見せリモート操作で案内できる
メリット
カスタマー満足度がアップすることにより、クライアント(委託企業)満足もアップする
通販の場合は購入頻度や単価の直接的なアップ
対応時間の短縮
特にクレーム時の対応は心情含めスムーズになる
コールスタッフの仕事のヤリガイアップ
定着率の向上=採用広告、教育コストの削減
コンペで差別化した提案ができ、勝てる
付加価値により請負単価(利益)を上乗せできる
リスク
クライアントと独自のシステムを組んでいる、成熟業界なので競合が多い、実績と経験がないなど障壁は多い
動画で映ることのスタッフの抵抗感
私服のアルバイトなど就業規則を変えるかジャケットを支給しなければならない
美人のスタッフは必要以上にコールが長引く、ストーカー被害などのリスク
関係値が築きやすくなる反面、担当が違うときにカスタマーがゴネる可能性がある
市場規模
市場全体は4000億〜あるが、PC利用(更にソフトウェアや別サイトはサービス対象外)となるため市場が限定される(800億くらい?)
リードカスタマー
ベルシステム24、KDDIエボルバ、トランスコスモス、NTTなど
販売戦略
大手寡占状態のため、そこへは各一社に対して時間をかけ新規開拓する営業モデルになる
代理店制度によるバイラル的な拡販はあまり期待できない
中小のコールセンター(10〜100席)のロングテールを中心にシェアを獲る
コールセンターに卸売り価格で提案し、彼らが利益を乗せてクライアントに提案(転換)する
[通販会社] [BtoBクラウド/WEBサービス会社] も一定以上の規模になるとアウトソースしている
◆BtoB向けWEBサービス提供会社
利用方法、利点
そもそもテルフェイス(仮)を開発した背景 = 社長tvの 顧客サポートと復活掲載なので、そのまま顧客像とするなら
『月額制のwebサービスを企業向けに提供しており、効率的かつ充実した 顧客サポートによりサービス継続とアップセルをはかりたい、休眠顧客を 掘り起したい企業』
「人的なコミュニケーション」+「WEBサービス説明」が同時に、かつ効率的(リモート)にできる。もし社長tvがWEBサービスでなければ、顏を見せるためだけに顧客をPC前に誘導する理由がない。顧客側も「別に電話でいいじゃん」となる。
また「新規獲得にも応用できるのではないか」と考えたのは、社長tvがWEBサービスだったから。アポを獲るでもWEB契約するでも、実際のサイト(商品)を見てもらわないとはじまらない。その際に手間無く顏を見せれて関係値も作りやすいなら、サイト内をスムーズに誘導できるならなおヨシ。
つまりテルフェイスは、WEBサービスにおいては新規開拓からサポートまで一貫して役立つ。その開発背景からして、WEBサービス提供企業と相性がいいと言える。
市場規模
数千億〜
リスク
初期段階でサービスを真似される可能性がある (販売しなくても年間の導入コストを考えれば自社開発した方がいいという判断もあり得る)
リードカスタマー
・セールスフォースやMFなどのクラウドCRM系
・チャットワークなどのクラウド業務管理系
・Green、ジョブセンス、ウォンテッドリーなどの求人サイト系
・ウィルスバスター、Macfeeなどのクラウド系セキュリティ会社
・GMOアドパートナーズなどのWEB制作会社(リモート完結)
・その他たくさんの掲載広告費モデルの会社(メディアレップを通さない直営業の会社。社長tvも含む)
販売戦略
各一社に対して時間をかけ新規開拓する営業モデルになる(代理店制度によるバイラル的な拡販はあまり期待できない)
市場規模に合わせてユーザー数が期待できる
◆通販会社
※ネット通販に限定
(通販と言っても広いので絞る必要がある) オーダーメイド性が高い、組み合わせがある、単価が高いなど
利用方法、利点
電話をかけてきたカスタマー/プッシュサポートしたカスタマーに対し、 瞬時に顏を見せリモート操作で案内できる
・・・より近いコミュニケーション、アドバイス などによる顧客満足度のアップ
新規顧客の獲得率アップ
購入単価、頻度のアップ
・・・対応時間の短縮
特にクレーム時の対応は心情含めスムーズになる
・・・コールスタッフの仕事のヤリガイアップ
定着率の向上=採用広告、教育コストの削減
リスク
動画で映ることのスタッフの抵抗感
私服のアルバイトなど就業規則を変えるかジャケットを支給しなければならない
関係値が築きやすくなる反面、担当が違うときにカスタマーが拒否する可能性がある
美人のスタッフは必要以上にコールが長引く、ストーカー被害などのリスク
ブスは成績が落ちる可能性あり
市場規模
数百億円規模
リードカスタマー
ジャパネットタカタ、新日本製薬、ザッポス、家具、他化粧品通販はじめたくさん
販売戦略
直開拓
通販会社に取引が多い会社(例えば化粧品ならOEM会社とか)を販売パートナーにする
↑ 新日本製薬、ザッポスなど自社でコールセンターを抱えている企業は直開拓 ↑
◆人材紹介会社
利用方法、利点
人材登録がキモの業界において、電話やメールで問合せてきた人材にすぐテルフェイス面談できるのは有利 →人材会社×人材のテルフェイス面談でコミュニケーション効率化
人材がオフィスにくれば、そこから候補先企業に一日10社でもテルフェイス面談できる (人材側を映す / 売り手市場である中小企業であれば採用担当者を映す)
全国商圏で求人企業の開拓ができるようになる
※人材ありきなので、リモートで完結できる稀な業界
リスク
訪問して面談するというこれまでの慣習を変えることなので、浸透まで時間がかかる可能性がある
市場規模
人材紹介市場:1300億
リードカスタマー
リクルート、パソナ、インテリジェンス
Green、ジョブセンスリンク、他中小零細もたくさん
販売戦略
人材紹介会社は互いに人材情報・求人票を共有しているので、直販売しながら代理店にして横展開
※その他候補
◆BtoBアウトバウンド代行会社
※BtoCはPC利用が少ないため却下
利用方法、利点
全国の休眠顧客への掘り起こしができる。 テルフェイスを使ってのアウトバウンドという新たな提案もできる
※しかし
代行業務には活かせない
BtoB営業は訪問が基本なので、委託される業務は ”テレアポ=アポイントどり”が主体となる。 つまり、PC前に誘導するくらいならさっさと「担当が伺います」としてしまうのが妥当でありそこに品質はいらない。(一見込みあたりの手間を増やすことは収益としてはマイナスになる)訪問なしで完結するサービスとしてはセミナー集客やウォーターサーバーなどがあるが、それらお手軽な商品はサイトに誘導してまで説得する必要がない。つまりアウトバウンド “代行業務” には適用しづらい。
顧客サポートも充実させられる。日報メールなど機械的なものが多く、しかし都度訪問する 手間はかけられないが、電話の打合せでCSは上がらない。テルフェイス面談は顧客サポートにおいて有効
サービスのリピート率アップ
リスク
アウトバウンド/営業代行会社はほとんどが零細で資金力がない
本業新規開拓の利用ではユーザー数が増えない
動画で映ることのスタッフの抵抗感
私服のアルバイトなど就業規則を変えるかジャケットを支給しなければならない
市場規模
BtoBアウトバウンド/営業代行市場は約200億と小さい
リードカスタマー
サウザンクレイン(年商15億ほど)、セレブリックスなど。これと言ったリードカスタマーが不在
販売戦略
※ 彼らがテルフェイスでで本業開拓をすれば、それ自体がデモとなり受託する際にも 「テルフェイスでやってくれ」「テルフェイスを買いたい」となる可能性が高く、代理店制度を用い拡販できる
※コンサルティング的なところは代理店がやるし、 必要なWEBサイトの制作等もセット提案になる
※一般企業でもアウトバウンド専属を抱えている会社は、アウトバウンド/営業代行会社に委託や見積もりを取った ことがあるはず。つまり彼らの手元には見込み客のリストがたくさんあるはず
顧客(販売先)が代理店になり 拡販するネズミ算販売をする
アウトバウンド/営業代行A社
企業A
企業B
企業C
企業D
自社サービスを営業 している一般企業
アウトバウンド/営業代行B社
企業D
企業C
企業
企業
企業
企業B
企業A
アウトバウンド/営業代行C社
企業C
企業B
企業
企業
企業
一般企業も 一部は代理店に
企業A
企業D
いずれにせよ “電話によるアウトバウンド営業を 主軸(専属者がいる)” にしている企業が対象
◆ショッピングサイトやオークションサイト
※運営会社が出店企業(個人含む)に対して
利用方法、利点
全国商圏で出店企業の開拓ができる。実際のサイト(商品)を見せながら、 「人的なコミュニケーション」+「WEBサービス説明」が同時に、かつ効率的(リモート)にできる
出店企業へのサポート(キャンペーン、機能利用、アップセル、コンサルティングなど)が効率的にできる
リスク
スタッフの動画で映ることのスタッフの抵抗感
私服のアルバイトなど就業規則を変えるかジャケットを支給しなければならない
関係値が築きやすくなる反面、担当が違うときにカスタマーが拒否する可能性がある
美人のスタッフは必要以上にコールが長引く、ストーカー被害などのリスク
ブスは成績が落ちる可能性あり
市場規模
市場規模は数兆円と大きいが、カスタマーセンター市場の規模感は不明(インバウンド市場の4000億〜に含まれる)
リードカスタマー
楽天、ヤフーオークションなど
販売戦略
見込み客のリストアップは容易なので、直営業
代理店による拡販
◆回線、通信機器販売代理店
利用方法、利点
全国商圏で営業ができるようになる
新サービスをサイトにアップして既存顧客に効率的に提案できる
リスク
※ほとんどの会社は新規営業の際まず電話でアポイントをとるが、 新規開拓の営業マンは訪問を主体としており、それは本能的な慣習なので、取りこぼす不安と、 上司の目の届かない外回りの理由を失うことになるのですんなり受け入れないと予想される。 (例えそれが効率的で、訪問より面談精度が高くても) そもそも電話を使う時間が短い上に、それを変えるには営業スタイルの改革が必要で 相当なコンサルティング力と時間がかかるため、我々の出口戦略にそぐわない可能性がある
彼らの顧客から見た立ち位置は低いので、わざわざPCの前に座って時間を取ってくれない可能性が高い
サイトの情報はほとんどの場合単なるカタログなので、テルフェイスのリモート操作の効果が発揮されない
一般企業の大半、他の候補業界にもあてはまる
市場規模
数千億
リードカスタマー
ネクシィーズ、光通信など
販売戦略
※彼らがテルフェイスを使うというよりは、販売代理店として位置付ける方が正しい
光通信など全国にグループを持つ、商品を卸している会社を総代理店にする
ソフトバンクやCANONなど彼らに商品を卸している先をヘッドピンにする
◆マンションや不動産の投資営業会社
利用方法、利点
物件販売 / 物件買い取り両方とも、全国商圏で営業できるようになる(新規)
物件情報をサイトにアップし、投資家顧客に定期的に人的コミュニケーション含め案内できるようになる(顧客サポート)
リスク
最低でも数百〜数千万円する投資なので、リモートでの新規開拓には適さない可能性が高い (なので全国商圏とはならない?)
慣習的な「伺います!」が根強い
つまりユーザー数が増えない?
・・・なのでテルフェイスを活用するなら、上記の通り物件情報をサイトに更新しての定期的な顧客サポート
市場規模
市場は大きいが、リモートで完結する営業モデルとなると対象は少なくなる?
リードカスタマー
大手多数
販売戦略
商品単価が高いので販売しやすい
直営業
◆フランチャイズ本部
利用方法、利点
本部から全国商圏で加盟店の開拓ができる
しかし投資案件として規模が大きい場合がほとんどなのでリモートで完結はできない (なので「とりあえず伺います」がベターな領域)
サイトの情報を更新し、加盟店のサポートが円滑になる
加盟店の顧客に対して、本部によるリモートサポートが可能になる
リスク
実績のある(規模のある)FCは加盟開発 / サポートとも既に確立しているのでテルフェイスサービスが不要な可能性が高い
これからのFCは規模が零細で、資金も無くユーザー数が増えない
本部の加盟店へのサポートは、全体的に設計され運営されるべきなのでテルフェイスは機能の一部にしか過ぎず、 インパクトが弱い(つまり口コミ的に広がらない)
市場規模
FC市場規模は20兆以上と巨大だが、テルフェイスの市場とみなすかは微妙 (加盟店開発においては、テルフェイスを必要なのは加盟開発業者)
リードカスタマー
大手はセブンイレブンなどをはじめとしたコンビニからモスバーガーなど 中堅はハウスドゥ、小さいところでトータルリペアーなど
販売戦略
直営業
フランチャイズチェーン協会で大凡の大手は網羅されており、その他のFCも加盟募集サイトはじめ 露出しているのでリスト化はしやすい(協会やサイト運営元をヘッドピンとして拡販する)
VLメンバーを使えば比較的楽に広がるが(それはしないが)