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イオン交換樹脂
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陽イオン交換樹脂
- 酸性の原子団が持つ陽イオンを水溶液中のプロトン(H⁺)と交換する働きを持つ
- カルボキシ基(-COOH)やスルホ基(-SO₃H)(またはフェノール性の-OH)等の酸性の基を持つ
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陰イオン交換樹脂
- 合成樹脂の一部を-N;(CH₃)3OH-等の塩基性の原子団で置き換えた構造
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電解質水溶液を流すと、塩基性の原子団が持つOH-と水溶液中の陰イオンが交換される
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電解質水溶液
- サブトピック 1
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純水
(イオン交換水/脱イオン水)
- 陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂に水道水
(電解質水溶液)を通したもの
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不純物としてイオン性の物質を含む水からイオン物質を除去する時に用いられる
- イオン交換樹脂は、
陽イオン→陰イオンと二段階で除去する
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ADPとATP
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ADP(アデノシン二リン酸:Adenosine dishosphate)
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ADPにリン酸を結合しATPになる
- エネルギーが必要になる
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ATP(アデノシン三リン酸:Adenosine triphosphate)
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ADPにリン酸を結合して合成される
- ATPは安定であり、エネルギーを蓄える事ができる
- ATPのリン酸同士の結合→高エネルギーリン酸結合
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異化によってATPのリン酸結合が切れる
- ADPとリン酸に分解
- 呼吸によって再びATPに合成されることが可能
- エネルギーが放出
- 生体物質の合成、物質の能動輸送、
運動、発光、発電等に利用
- 異化とは
- 分子を小さな構成部分に分解して
エネルギーを取り出す代謝過程
- ex:タンパク質→ヌクレオチド
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ATP 1molからリン酸分子1molが取れると
ADP 1molが生じる
- この時30kJの熱量が発生し
生命活動のエネルギーに使用される
- ATP+H₂O=ADP+H₃PO₄+30kJ
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核酸
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DNA
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デオキシリボヌクレオチド
- リン酸
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糖(五炭糖)
- デオキシリボース(C5H10O4)
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塩基
- アデニン
- チミン
- シトシンが化学分解されるとウラシルが生成してしまうため、
DNAではウラシルの代わりにチミンが用いられるようになった
- シトシンの分解により誤って生成してしまったウラシルを検出し、
修復することが可能になるなどの利点が生じた
- 遺伝子情報を子孫に安定に伝えなければならないため
配列を保存することが何より重要であるため
- グアニン
- シトシン
- 決まった塩基同士で水素結合(塩基対)を作り
二重らせん構造を取る
- 2本のヌクレオチド鎖(二重らせん構造)
- 塩基の配列によって遺伝情報を記録している
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RNA
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リボヌクレオチド
- リン酸
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糖(五炭糖)
- リボース(C5H10O5)
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塩基
- アデニン
- ウラシル
- シトシンが化学分解されるとウラシルが生成
- 配列の正確性がそれほど重要ではないため、ウラシルが用いられていると考えられる
- RNAは不安定の方が良い
- 例えば時々刻々変わる発生過程で使われた
mRNAは不要なため
- グアニン
- シトシン
- RNAの塩基配列は連続した3つの塩基(コドンcodon)で
アミノ酸に対応
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1本のヌクレオチド鎖
- mRNA(伝令RNA)
- DNAの遺伝情報を写し取り、リボゾームに伝える
- タンパク質合成の鋳型となる
- tRNA(転移RNA)
- タンパク質を形成するアミノ酸をリボゾームまで運ぶ
- タンパク質と核酸の橋渡しをする分子
- rRNA(リボゾームRNA)
- タンパク質と結合してリボゾームを構成する
- タンパク質合成の場
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中心教義(セントラルドグマ)
(遺伝情報の流れ)
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DNA
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RNA
- タンパク質