魚骨図(フィシュボーン図)とは、職場での問題が発生した場合、取り上げた問題点に対してその原因を全員で提起し視覚的にまとめ、潜在的な問題を見つけるための手法として広く応用される図表の一つである。

この記事は、魚骨図とは何かという基本から実際の作成法、そして魚骨図を作成できるXMindの操作をご紹介します。

1、問題の定義

「特性」とは現在見えている結果のことを指し、要因とはその結果をもたらすのに影響を与えた要素のことです。魚骨図は、結果である「特性」がどのようにしてもたらされたかを図式化して、そこに潜んでいる問題点をあぶり出すのに用いられる手法のことです。

2、問題の原因をあぶり出す

実際に図式化された「特性」要因図を見ると、魚の骨を構成する 4 つの要素が見て取れます。これらは魚の骨になぞらえて、背骨、大骨、小骨などと呼ばれています。

右側にある「特性」から一直線に伸びている最も太い骨が、解決したいテーマから引かれた背骨です。この背骨に対してさまざまな要因が関連付けられていきます。

「特性」に対して、まずはすぐに思いつく要因を大骨に書き出していきます。大骨として書き出した要因に対して、それをさらに分解していくと個々の小さな要因が出てきます。こうした小さな要因は小骨として、大骨に関連付けていきます。

上記の小骨をさらに細分化、ミクロの視点で考察してみて浮かび上がったものを孫骨として書き入れていきます。

3、潜在的な要因を書き留め

問題の原因を考えるときに、個々の小さな要因を逃さずに、XMindのブレインストーミングモードを利用しましょう!

ブレインストーミングモードはアイデアの収集、チームの創造性を高める役割を担っています。魚骨図で問題の原因を分析するときも使用できます。可能な要因をグループ別に書き留め、右にあるキャンバスにドラッグして魚骨図の内容を充実させます。

4、魚骨図を利用するメリット

見えているもの、見えていないものそれぞれを含めて出し尽くすことから問題の本質を探る「特性」要因図には、主に以下のようなメリットがあります。

  • 課題の洗い出し、解決から先入観を排除できる
  • 問題解決の方法論や品質が安定する
  • ノウハウとして蓄積され、情報資産となる
  • 視覚化されるため問題意識を共有しやすい

物事に潜む問題点というのはさまざまな形をしているため、同じ物差しで検証するのは難しいものです。しかも潜在的な問題点になると形がないため、人によって捉え方が異なったりもします